学資保険の選び方
学資保険とは、毎月保険料を支払っていくことで、将来の子どもへの教育資金に備えるものとなっています。
そして、商品ごとに給付金が受けられる時期が決まっていたり、自由に選べるものなどがあります。大学入学前に満期返戻金としてまとまったお金をうけとるプランも、中学や高校に進学した時に一部のみをお祝い金として受け取るプランもあります。
子供の教育資金のために備えるのであれば、将来のことをしっかり計画し、十分に検討したうえで保険商品を選ばなければなりません。
大学進学のために資金を準備したいのか、もしくは中学や高校入学時の資金も学資保険で準備したいのか、ということでもプラン選びが変わります。学資保険については、必要な時に十分な資金を準備できるのかどうかも検討しなければなりません。
特に、大学への入学金を準備するために学資保険に加入するのであれば、17歳を満期にし、17歳の時に給付金を支給してもらうと良いでしょう。
また、学資保険の中には、親が死亡した場合に手厚い補償が受けられるものもありますが、親が別途生命保険に加入していれば、学資保険で保障を手厚くする必要はありません。
いずれにしても学資保険は、親が死亡した場合、以降の保険料は免除となり、契約時に設定した保険金は受けられます。
さらに、子どもの医療保障を学資保険につけるかどうかも十分に考えたうえで商品選びをしていきましょう。
学資保険は進学時に必要な資金を準備するためのものですので、給付の仕組みと返戻率をポイントに商品を選ぶと良いでしょう。